パンダのリース料、年間3億2400万円?!
上野動物園のジャイアントパンダ、リーリーとシンシンの子供、シャンシャンが話題を集めている。
日本にパンダがやってきた当初、カンカンとランランは無償提供されたそう。
今はリースされており、リーリーもシンシンも、さらに言えばシャンシャンも所有権は中国、リース料も3頭分らしい。
さらには、リースされた個体から生まれた子供は生後24ヶ月で中国に返還しなければならないらしい。
早い話が、国内にパンダがいる限りはずっとリース料を払い続ける仕組みになっている。
東京都が中国に支払っているリース料は、3頭分で年間1億800万円、1頭で年間3600万円の計算になる。
10年契約と言うことで、シャンシャンが2年間、他の2頭が10年間いるわけだから、
3600万円×2+3600万円×10=7200万円+3億6千万円=4億3200万円を中国に支払うことになる。
さらにいえば、日本国内には計9頭のパンダがいるので、単純計算で年間3億2400万円を我が国から中国に支払っていることになる。
折りしも、2018年度の政府予算案が12月22日に閣議決定された。
過去最大の97.7兆円。
うち、防衛関連予算は5.2兆円。
考えてしまう。
無粋と言われればそれまでだけど。
「パンダ外交」なんて言葉もあるわけだし。