おもてなし英語診療回顧録20171225
今日の主役は、タイから別府にお越しになった60代男性の観光客の方。
まずはこれだけ、タイ語で
こんにちは=サワディー・クラッ
ありがとう=コップクン・クラッ
さようなら=サワディー・クラッ
12月24日はタイ国内で海鮮料理を楽しんで、25日から日本への旅行に出発した。
到着とともに下痢が始まり、立ち寄る先でトイレに行きながらも、あちこちでおいしいものを楽しんだ。
最後に食べたのは湯布院での昼食、鴨南そば。
18時ごろになって、下痢が止まらないため救急要請。
救急車でやってきたものの、歩いて診察室へ。
受け入れ要請時の連絡ではタイ語しか話せないとのことだった。
実際にはかなり流暢に英語を話せる。
いつものように、受け入れ側の自分の方が英語がヘタクソで辛い思いをする。
タイ語がちょっとだけ話せる現地添乗員兼運転手(日本人)が後から到着。
日本到着後、10回以上下痢をしてるけど、吐き気もなければ腹痛もないし、熱も出ていないとのこと。
診察しても特に問題なし。
内服薬で様子をみよう、ということになった。
明日からは熊本に移動予定、タイに帰国するのは12月30日。
好きなものを食べてもいいか、との問いだったので、さすがに生ものは控えましょうと伝えると、寂しそうだった。
添乗員の方がタイに問い合わせたところ、タイ国内で食べた生ものが原因と考えられるので、海外旅行保険の対象にはならないだろうとのこと。
当然ながら全額自費診療となり、計15,000円程度なり。
高いなあ、悪いことしちゃったなあ、と思ったけれど、診察と内服処方だけなのでこれ以上工夫することもできず。
タイの方もきちんと英語は話せる。
がんばんなきゃ。
それから、企業努力の一環として、「ポケトーク」が使えるようになったんだけど、残念ながら使い方がよくわからず、今回は活躍の機会なし。
暇を見つけて使い方を覚えよう。
http://www.sourcenext.com/product/pocketalk/
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